お腹を押さえる人 苦しむ女性 任せられる医者

病気は突然訪れる

体調の悪い身体

我々にとってはほとんど突然のことであっても、向こうからすればそうではない。そういうことはよくあります。
つまり、こっちの準備が充分にできていない、それに対する知識がまだ足りない、そういうときに、前ぶれなく発生した津波のように現れ、我々を激しく倒してしまうような、そういうこと。
特に、病気の中にはそういうものも少なくありません。もちろん、ちょっとした前兆を感じる場合もあるのですが、例によって深く考えなかったり、「また今度考えよう」と思い直したりして、ほうっておくことになって……そして、ある日突然、激しく牙をむいて我々に襲いかかってくるのです。
ここでテーマとなるのは、そんなふうに襲ってくる病気の中でも、特にお腹の底から飛びかかってくる腸閉塞というやつです。
「腸」という字が入っていることからも分かるようにお腹の病気ですが、実に狡猾に我々に忍び寄り、襲いかかるタイミングをじっと待ち、いったん襲いかかるや激しい症状によって我々を苦しめるというおそろしい病気なのです。

■閉塞する腸の痛み
「ちょっとお腹が膨れぎみだな……最近食べ過ぎたかな?」などと思いながらお腹をさすっていると、一瞬、喉もとまで突き上げられるような痛みが走って、それからは声を失うような激しい痛みに七転八倒。
悪くいけばその場で嘔吐するほどの吐き気、むかつき。お腹は始終張ったようになり、とにかく痛みと吐き気はきかず、最終的には、いつか腸を通って下から外に出ていくはずだったものが、喉の奥まで押し寄せてくることもあります。
胃の中の物を嘔吐すると同時に、腸から出て行く寸前の物を口から吐き出すということにもなるのです。それは相当重症な場合の話ですが、まだ「最悪」ではないというのですからそのおそろしさのほどが分かるでしょう。
最悪の場合、この腸閉塞という忌むべき病気は、人をショック状態に陥らせて、そのまま死へとひと息に引っ張りこんでしまうのです。

■ならないようにすること
もちろん、医学が発達している今、腸閉塞になったからといって一生、凄まじい痛みと間欠的に訪れる激しい吐き気に苦しめられるというわけではありません。
きちんと病院で治療を受ければ、また穏やかな状態に戻ることが出来ます。しかし、それも命があればこそのこと。
激しい痛みに声を失い、意識を失ったと思ったらもう死のふちへ引きずり込まれているということにもなりかねないわけで、やはり一番大事なのは予防することです。
おそろしい病気ではありますが、予防自体はそれほど難しいものではありません。しっかりした予防方法を知り、お腹から襲いかかられて足もとをすくわれないように、健康に生活していきましょう。

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